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「孤独」という文字からは、メガティブなイメージが浮かんでいました。
この本を読む前までは。
著者が哲学に出会うまでのお話は、共感できる部分が多く目が潤んでしまいました。
自分の闇との向き合い方や、その闇と闘うツールとして哲学を学ぶ事は、
今の私にとっても必要な事かもしれません。
孤独の中にも色々種類があると思います。
集団の中にる時の孤独、一人でいる時の孤独、誰かといる時の孤独、
誰かといた後にくる孤独。
孤独は時に自分自身の精神を蝕んだり、
大切な人を傷つけてしまう。
そんな全ての孤独の対処法が書いてあり、
哲学をとても身近に感じました。
そして、孤独はネガティブなものばかりではないことも知りました。
読後、とても心が軽くなります。
本の後半は、有名な哲学者の名言や書籍の背景や内容も分かりやく書かれており、
興味が湧きました。読もう。
この本で何回か出てくるショーペンハウアーの
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孤独を愛さない人間は、自由を愛さない人間にほかならない。
なぜなら、孤独でいるときにのみ人間は自由なのだから。
エーリッヒ・フロム
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もし、自分の足で立てないという理由で、誰か他人にしがみつくとしたら、その相手は命の恩人にはなりうるかもしれないが、二人の関係は愛の関係ではない。逆説的ではあるが、一人でいられる能力こそ、愛する能力の前提条件なのだ。